インタビュー

スムーズビズ推進期間結果公表イベント

スムーズビズに参加した理由

既に通年で在宅勤務やフレックスタイム勤務制による時差出勤などの取組を実施しているオリンパスだが、実はその活用度は決して高くはなかったという。
「取組を通じて風土醸成を行っていこうとしていましたが、ワークライフ・インテグレーションの浸透はなかなか難しい。そんなタイミングで、スムーズビズがスタートすることを知りました。この活動に参加することにより諸制度の活用を図り、社員自身が自律的に働き方、人生の時間の使い方を見直して、高い生産性はもとより仕事とプライベートの相乗効果をもたらしたい。そう考えたのが、参加の大きな理由です」(龍田マネジャー)
加えて、同社CAOによる「東京2020大会では、自社が占めている道路・交通機関等の枠を選手団や観客等に譲り“おもてなし”すべきだ」との言葉も後押しになったという。その結果、人の流れにおいては制度利用の一層の推進のほか、推進期間中は制度活用促進の鍵となる管理職に対し、在宅勤務の利用を特に要請することとした。
モノの流れについては、7月24・26日の2日間、輸送業者と共同して物資輸送に関わるフライト・配車時間の調整、輸送ルートの迂回などの取組を実施した。これらの取組にあたっては、過去の大規模な国際大会(北京オリンピック、ロシアサッカーワールドカップなど)時の経験も踏まえ、貨物への影響を検討した上で実施した。

オリンパス株式会社

取組に当たり苦労したこと

東京2020年大会のレガシーを目指す取組

推進期間終了後も、同様の取組を続けていくという同社。まずは、東京2020大会を目指して諸制度の推進・発展を図っていく。
「1月には、在宅勤務の利用率を上げるために管理職だけではなく、全社的なトライアルを実施します。ほかにも、フレックスタイム勤務制のコアタイムの短縮化、シェアオフィスやサテライトオフィスの運用を実現させるなど、さまざまな構想があります。トライアルを重ねてきちんと制度化していくことで、社員の働き方の自由度と生産性をもっと上げていきたいと考えています」(龍田マネジャー)
「当社は医療機器も扱っているため、緊急対応が必要とされることも多いのですが、大会時を見据えて、常に余裕をもったスケジュールで物資の輸送を行っていきます。もちろん、大会後もこの動きが継続できるよう努めていきます」(小林スーパーバイザー)
生産性向上が問われる時代の中、働き方同様、モノの流れについても変化を受け入れられる柔軟な企業でありたいという。
そのためには、自社はもとより関連企業、取引先等と連携することが必要となる。これからのオリンパスは、事業に関連する全ての企業・人々と協業しながら、自社の動きを常に進化させていくことになるだろう。

スムーズビズ推進者の声

管理職として積極的に在宅勤務を利用(小林 祐紀氏)

科学事業 計測, グローバルマネジャー 小林 祐紀氏
科学事業 計測, グローバルマネジャー
小林 祐紀氏

スムーズビズ推進期間中から、毎週一回火曜日に在宅勤務を実践しています。以前から海外や国内の他拠点とWeb会議システムで打合せをすることもあったので、テレワークを行ってもそれほど業務に支障は出ないと考えていました。むしろ、自身の働き方を更に効率的なものに変えていくためにも、在宅勤務に対しては推進していきたい気持ちの方が強かったです。実際に自宅で作業をすることで、タスク管理・実行に関してより高い意識で取り組むようになり、仕事の効率は上がっていると思います。
管理職である私が積極的に在宅勤務を活用すれば、他のメンバーも取り組みやすくなるでしょうから、良いモデルケースにならなければという気持ちもあります。実際、私の部署では新たに二人の部下が在宅勤務をスタート。私の例を見ることで、心理的なハードルが少しは下がったのかな、と嬉しく思っています。

資料出典:オリンパス株式会社